ども。イヲリです。
あけましておめでとうございます!今年も引き続き純喫茶暴動をよろしくお願いします!!
それはさておき、Twitterで僕をフォローしている人はご存知だと思いますが、僕は音楽が好きです。元々は音楽には微塵も興味がなく、なんなら小学生の頃は楽器を演奏することを嫌悪していました。 しかしアメリカに来て部活のコーチがピンクフロイドのTシャツを着ていて"The Dark Side Of The Moon"(プリズムのジャケットで有名なアレ)を買ったのをきっかけに、プログレに足を踏み入れ、そこから色々聴いています。
今回は最近よく聴いているアルバムを皆さんに紹介したいと思います。以前ムーディーブルースについて書いたときのようにするとダラダラと続いてしまい、おまけにいつまで経っても記事が完成しないため、今回はアルバムを選び、それぞれ1分に収まるぐらいに紹介しようと思います(それでも8分はかかってしまうのですが) それでは行ってみよー!
Roger Nichols and The Small Circle Of Friends
カーペンターズなどに楽曲を提供していた作曲家、ロジャーニコルスがボーカリストのマクリオード兄妹と結成したバンドのアルバム。いわゆるソフトロックの金字塔と日本で人気の作品です。このサウンドはピチカート・ファイヴ、小山田圭吾といった渋谷系アーティストに多大な影響を与えたそうです。おすすめは1曲目の"Don't Take Your Time" 複雑で明るく楽しげで、初めて聴いた時は「こんな音楽があるのか」と感動しました。コーネリアスの「The Love Parade」はこの曲を元にしてるのですが、真似したくなる気持ちもわかります(何様)
マイルーム・マイステージ/泉まくら
日本の女性ヒップホップMC泉まくら氏の2ndアルバム。Spotifyのおすすめで知りました。こう言う事を言うのはよくないかもしれませんが、ものすごく「女の子」って感じがします。キュートラップとでも言うのでしょうか。ウィスパーボイスで耳に入りやすくも痛いところをついてくるリリックをかましてきます。3曲目の「棄てるなどして」はボサノバっぽさもあって好きな曲です。
The Incledible True Story/Logic
僕の友達ほぼ全員から最近落ちぶれたと言われているラッパーLogicの初期の傑作。まずジャケットがネプリーグみたいでかっこいいですよね。僕に同人誌とかを描く能力があれば、これを表紙でパロディしたいほどかっこいいです。このアルバムはコンセプトアルバムで「なんか数百年後の未来で他の住める星を探しに行くぜ」みたいなストーリーです(クソ適当)Logicは韻を踏みまくるしビートもかっこよく名盤です。
Meet Treste Janero/Treste Janero
60年代末期にこのアルバム一枚のみをリリースし、解散したwikiも何も情報の無いアメリカの謎のバンド、Treste Janero。これも最初に紹介したロジャーニコルス同様ソフトロックのアルバムです。ボサノバとソフトロックの境目に立ついい感じのところにいます。爽やかなギターと女性ボーカル。晴れた昼下がりのベランダでこの曲をバックにお茶でもいかが?
Ceres & Calypso In The Deep Time/Candy Claws
2015年に解散してしまったアメリカのCandy Clawsの最後のアルバム。ジャケットの草木のように、音がごわーーーってやってきます。どうやらこの音楽のジャンルは「ドリームポップ」というそうですが、ぴったりなネーミングだと感じます。エコーのかかったささやくようなボーカルも相まって、夢の中をお散歩しているような気分になれます。
DOOPEE TIME/DOOPEES
ヤン富田氏プロデュースの女の子デュオ、ドゥーピーズのアルバム!といってもドゥーピーズはこのアルバムのため作られたバーチャルユニット。ゴリラズみたいなものです。少女キャロライン・ノヴァックちゃん(ジャケットの子)がお友達のスージー・キムちゃんと謎の悲壮感を解決する旅に出かけるというアルバムです。とってもキュートな曲と実験的な曲が混ざり合った陽気で狂気な傑作。ビーチボーイズの曲もカバーしてます。ちなみにキャロラインちゃんのボーカルは…
Two Sides Of Peter Banks/Peter Banks
イエスの初代ギタリストでありバンドの名付け親ピーターバンクスの最初のソロアルバム。ジャケットはピンクフロイドや多くのバンドのジャケを手掛けてきたヒプノシスが作りました。ピーターバンクスは僕の好きなギタリストで、後任のスティーヴハウに隠れがちですがなかなかいいプレイを響かせます。あとこのアルバムゲストが超豪華!(どっちかというとこっちで有名になってしまってる)ジェネシスからフィルコリンズとスティーヴハケット、フォーカスからヤンアッカーマン、後のキングクリムゾンのジョンウェットンに、ピーターのバンド仲間のマイクハフとレイベネットがフラッシュから来ています。
IGOR/Tyler, The Creator
音楽だけでなく自分のファッションブランドGolf Wangまで作ってしまう正にクリエイターのタイラーザクリエイターが昨年リリースしたアルバムIGOR。タイラーはヒップホップアーティストとして有名ですが、このアルバムは本人も言っている通りラップのアルバムではありません。色々なジャンルが混ざったタイラーにしか作れない音楽となっています。このアルバムは好きすぎてほぼ毎日聴いています。2回。テーマは恋の三角関係。女々しいと言いたくなりますが、失恋した後の気分なんてこうなっちゃうんじゃ無いでしょうか。YouTubeに上がっているミュージックビデオも併せて是非。コロナさえなければ先週の土曜日にはフェスで彼を観ていたのに……
以上になります。改めて感じましたがやっぱ音楽っていいですよね。どれもSpotifyで聴けるので(多分Apple Musicでも)、少しでも興味があったら是非聴いてみてください。どれも素晴らしい出来です。おしまい。ありがとうございました。
あけましておめでとうございます!今年も引き続き純喫茶暴動をよろしくお願いします!!
それはさておき、Twitterで僕をフォローしている人はご存知だと思いますが、僕は音楽が好きです。元々は音楽には微塵も興味がなく、なんなら小学生の頃は楽器を演奏することを嫌悪していました。 しかしアメリカに来て部活のコーチがピンクフロイドのTシャツを着ていて"The Dark Side Of The Moon"(プリズムのジャケットで有名なアレ)を買ったのをきっかけに、プログレに足を踏み入れ、そこから色々聴いています。
今回は最近よく聴いているアルバムを皆さんに紹介したいと思います。以前ムーディーブルースについて書いたときのようにするとダラダラと続いてしまい、おまけにいつまで経っても記事が完成しないため、今回はアルバムを選び、それぞれ1分に収まるぐらいに紹介しようと思います(それでも8分はかかってしまうのですが) それでは行ってみよー!
Roger Nichols and The Small Circle Of Friends
カーペンターズなどに楽曲を提供していた作曲家、ロジャーニコルスがボーカリストのマクリオード兄妹と結成したバンドのアルバム。いわゆるソフトロックの金字塔と日本で人気の作品です。このサウンドはピチカート・ファイヴ、小山田圭吾といった渋谷系アーティストに多大な影響を与えたそうです。おすすめは1曲目の"Don't Take Your Time" 複雑で明るく楽しげで、初めて聴いた時は「こんな音楽があるのか」と感動しました。コーネリアスの「The Love Parade」はこの曲を元にしてるのですが、真似したくなる気持ちもわかります(何様)
マイルーム・マイステージ/泉まくら
日本の女性ヒップホップMC泉まくら氏の2ndアルバム。Spotifyのおすすめで知りました。こう言う事を言うのはよくないかもしれませんが、ものすごく「女の子」って感じがします。キュートラップとでも言うのでしょうか。ウィスパーボイスで耳に入りやすくも痛いところをついてくるリリックをかましてきます。3曲目の「棄てるなどして」はボサノバっぽさもあって好きな曲です。
The Incledible True Story/Logic
僕の友達ほぼ全員から最近落ちぶれたと言われているラッパーLogicの初期の傑作。まずジャケットがネプリーグみたいでかっこいいですよね。僕に同人誌とかを描く能力があれば、これを表紙でパロディしたいほどかっこいいです。このアルバムはコンセプトアルバムで「なんか数百年後の未来で他の住める星を探しに行くぜ」みたいなストーリーです(クソ適当)Logicは韻を踏みまくるしビートもかっこよく名盤です。
Meet Treste Janero/Treste Janero
60年代末期にこのアルバム一枚のみをリリースし、解散したwikiも何も情報の無いアメリカの謎のバンド、Treste Janero。これも最初に紹介したロジャーニコルス同様ソフトロックのアルバムです。ボサノバとソフトロックの境目に立ついい感じのところにいます。爽やかなギターと女性ボーカル。晴れた昼下がりのベランダでこの曲をバックにお茶でもいかが?
Ceres & Calypso In The Deep Time/Candy Claws
2015年に解散してしまったアメリカのCandy Clawsの最後のアルバム。ジャケットの草木のように、音がごわーーーってやってきます。どうやらこの音楽のジャンルは「ドリームポップ」というそうですが、ぴったりなネーミングだと感じます。エコーのかかったささやくようなボーカルも相まって、夢の中をお散歩しているような気分になれます。
DOOPEE TIME/DOOPEES
ヤン富田氏プロデュースの女の子デュオ、ドゥーピーズのアルバム!といってもドゥーピーズはこのアルバムのため作られたバーチャルユニット。ゴリラズみたいなものです。少女キャロライン・ノヴァックちゃん(ジャケットの子)がお友達のスージー・キムちゃんと謎の悲壮感を解決する旅に出かけるというアルバムです。とってもキュートな曲と実験的な曲が混ざり合った陽気で狂気な傑作。ビーチボーイズの曲もカバーしてます。ちなみにキャロラインちゃんのボーカルは…
Two Sides Of Peter Banks/Peter Banks
イエスの初代ギタリストでありバンドの名付け親ピーターバンクスの最初のソロアルバム。ジャケットはピンクフロイドや多くのバンドのジャケを手掛けてきたヒプノシスが作りました。ピーターバンクスは僕の好きなギタリストで、後任のスティーヴハウに隠れがちですがなかなかいいプレイを響かせます。あとこのアルバムゲストが超豪華!(どっちかというとこっちで有名になってしまってる)ジェネシスからフィルコリンズとスティーヴハケット、フォーカスからヤンアッカーマン、後のキングクリムゾンのジョンウェットンに、ピーターのバンド仲間のマイクハフとレイベネットがフラッシュから来ています。
IGOR/Tyler, The Creator
音楽だけでなく自分のファッションブランドGolf Wangまで作ってしまう正にクリエイターのタイラーザクリエイターが昨年リリースしたアルバムIGOR。タイラーはヒップホップアーティストとして有名ですが、このアルバムは本人も言っている通りラップのアルバムではありません。色々なジャンルが混ざったタイラーにしか作れない音楽となっています。このアルバムは好きすぎてほぼ毎日聴いています。2回。テーマは恋の三角関係。女々しいと言いたくなりますが、失恋した後の気分なんてこうなっちゃうんじゃ無いでしょうか。YouTubeに上がっているミュージックビデオも併せて是非。コロナさえなければ先週の土曜日にはフェスで彼を観ていたのに……
以上になります。改めて感じましたがやっぱ音楽っていいですよね。どれもSpotifyで聴けるので(多分Apple Musicでも)、少しでも興味があったら是非聴いてみてください。どれも素晴らしい出来です。おしまい。ありがとうございました。